人の体は左右対称なのでしょうか?

全身で約200個ある骨では、

頭の骨の一部や胸骨、背骨、仙骨などは

左右対称の骨が中央に1個ありますが、

多くは左右対称に2個ずつあります。

全身で約400個ある筋肉も左右対称に2個づつあります。

唯一、例外は横隔膜で1個しかありません。

お腹と胸を分けるドーム状の筋肉で

形はほぼ左右対称形をしています。

したがって、骨と筋肉を合わせて運動器といいますが、

外観の運動器は左右対称といえます。

一方、内臓ではほとんど対称性は保たれていません。

心臓は左よりで左心室と右心室も対称な形ではありません。

肝臓や盲腸は右にありますし、脾臓は左にあります。

小腸や大腸はお腹をグルット回転して対称形ではありません。

つまり、外観は左右対称ですが、内部は非対称なのです。

でも、外観の左右対称形な部分でも良く見ると、細かい違いがあります。

右利きの場合、右腕が1〜2センチ長く、

しかも太いというのは珍しくありません。

また、筋肉の緊張のアンバランスにより

左右の骨盤や肩の高さが異なる人も多く見られます。

これらの差は自分では気付かないことも多いですが、

顔面の左右差は自分でも良く分かります。

顔だけではなく体全体の左右対称性がよく保たれている方が

異性によくモテルという説があります。

その理由は、本来遺伝子は左右対称に体を作るように出来ていて、

異性はよりよい遺伝子を求めるために本能的にそのことを知っていて、

左右対称形の異性を好むというものです。

左右が非対称の場合は遺伝子に損傷があるために起こるという説です。

そういえば、確かに美人や男前の人って顔が左右対称ですよね。