2009年08月24日
言葉に気をつけよう
腰を痛めて来院の男性患者さんは
今日で5回目の来院です。
この方はなかなか腰が良くなったとは言ってくれません(涙)
治療を終えて最後に「腰はどうですか?」と聞いても、
「まだ、(痛みが)少し残っています。」と答えます。
そこで、「大部よくなりました。」答えればこの方は良くなるのです。
最初と比べればかなり良くなっているのは事実です。
「まだ、少し残っています」も
「大部よくなりました」も同じ意味ですが焦点が違います。
知らず知らずのうちに、そういうものの見方が癖になってしまっているのです。
痛い、重い、キツイなどの違和感は、
気にすれば、多分誰にでもあると思います。
「痛い」と言えば、痛い状態を人間の脳は探します。
自分の言葉を一番聞いているのは自分自身です。
言葉は大事!
何をかくそう、この僕こそ言葉に気を付けたいと思います(笑)